心理的な恐怖・・

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心理的な恐怖・・

歯医者さんへ行くのが苦手な人は多いですよね。
たいていは虫歯や親知らずの我慢できない痛みが原因で、治療してもらうために歯医者さんへ行くことが多いので、歯を削るときのあの音や口の中で高速回転するあの機械が勢い余って歯茎の神経に触れてしまう!・・・という光景を思い浮かべるだけでも冷や汗が出てきます。

患者の自分は超高価なリクライニングシートに身を沈め、口を大きく開けているだけでいいのですが、歯医者さんの意のままに事が運ばれ、何をされているともいつ終わるとも知れない心理的な恐怖には、思わず顔を引きつらせたり、大人げなく身をよじったり、手に汗握ったりしてしまいます。

その大人げない行為もあまり度が過ぎると、先生にイヤな思いをさせてしまい逆効果。先生がプチ切れて、「痛くない!」と怒り出すこともあるとか。

    実はこれ、数年前にウチの主人が経験した本当の話です。

    そもそも歯医者さんが苦手な人は、口の中の健康にあまり関心がなく、生活習慣もテキトー、歯磨きもテキトー、積み重ねることで維持されている(実感がない)健康のためナローワークが苦手。ちょうどウチの主人のようなタイプです。

    でも歯医者さんも人間ですから、できれば不潔きわまりない口中なんて診たくないのです。

    私の場合は歯並びが悪いので、人一倍歯磨きに時間がかかりますが、年に一度受けている歯科検診ではいつも歯の磨き方を褒められるほど口の中はキレイ!

    ただ年齢には逆らえず、半年ほど前に大好きな小粒あられ(サラダセブン)を食べていたときに、奥歯の上下の歯が一本ずつ同時に欠けてしまったことはショックでした。

    歯の治療なんて十何年ぶりかと思うほど久しぶりでしたが、もう諦めるしかありません。
    超高価リクライニングシートに身をまかせ、大きく口を開いてゆっくり鼻で呼吸をします。
    奥歯の治療は特に、頭の角度の問題で鼻呼吸もしにくく、バキュームが適切に行われなければ「窒息させる気かっ!」と思うほど苦しい。でも、そこで焦ってはいけません。

    私は「鯉」ではなく、大人の人間。

    冷静に、冷静に、ゆっくり鼻で呼吸することに意識を集中させながらも、口の中で高速回転するマシンのリズムをつかみ、先生が操作の手を緩めた瞬間、軽く一回、つばを飲み込むときと同じ動作をするのです。

    治療中これを繰り返しているだけで、呼吸困難からはほぼ解放されますので、ちょっと楽。
    あとは気持ちをリラックスさせて、体をこわばらせたり舌を動かしたりしないようにすれば、先生が誤って機械で神経を傷つけたりすることも少ないでしょう。

    歯医者が苦手な人へのアドバイスはシンプルに、「大人になれ」でお願いします。

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